2005年6月26日

ノルトラインヴェストファーレン州議会選挙での敗北で、シュレーダー政権は終わってしまったかのような錯覚を持ってしまいます。9月に行われる公算が大の連邦議会選挙に備えて、各党にとっては「選挙を前にした暑い夏」が始まっているようです。テオ・ヴァイゲル元蔵相は、シュトイバー・バイエルン州首相に対し、「居心地が良いバイエルン州に座っていないで、次期政権の内閣に入って、ベルリンで働きなさい」というメッセージを送っています。

知人がバイエルン州のCSUの某地区支部長に今年選ばれたので、来月同党の連邦議会議員を応援するためのサマー・パーティーに招待してくれました。(なんと自宅の庭で開くそうです)ほぼ勝利が確実な選挙を前に、CSUのみなさまはさぞ意気軒昂であることでしょう。その雰囲気を見てこようと思っています。しかし、政府が変わってもこの国のガタガタの経済をどうやって立て直し、社会保障や税制をどう改革するのかが、いまひとつわかりません。